「そうそう、今度またあのゲームで勝負しない? あなたが私に勝つまで相手になってあげる」
「何だよ、それ…」
誠也は再び溜息をつく。
「どうするの? 腰抜けだから私と勝負しないの?」
「俺は腰抜けじゃねえ!」
また『腰抜け』といわれ、怒る誠也。
「じゃあ、今日の放課後にでも勝負しましょ」
「のぞむ所だ!」
誠也は威勢よく返事し、ぐっと拳を握って礼音に向かって突き出した。
それを見た礼音は、怪しげな、それでも嬉しそうな笑顔を見せて再び歩き出した。
「………………はっ!?」
しばらくしたあと、誠也は気づいた。
「俺、また乗せられた!?」
その通り。
いいなあ・・・こういうやり取り(笑
リメジさんのオリジナル勇者『勇者戦記セイバスター番外編〜青き翼〜』から
阿波田のお気に入り、誠也君と礼音たんです!
すっげ気合入れて描きました(>▼<)ノ
いかがなものでしょう・・・?
ちなみに文章の方はリメジさんから許可をいただいております♪
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